入社1年目の1人暮らしで感じたメリットとデメリット

入社1年目の1人暮らしで感じたメリットとデメリット

こんにちは、どらすたです。

入社1年目で、そろそろ1人暮らしを始めようか迷っている人は多いと思います。実家にいれば家賃もかからず楽ですが、通勤時間や自由な時間のことを考えると、1人暮らしという選択肢も気になってきますよね。

僕自身、入社してから1年ほど実家に住んだあと、会社の近くで1人暮らしを始めました。実家にいた頃は料理も洗濯もゴミ出しもしたことがない、家事経験ゼロの状態からのスタートでした。当時感じた良かったことも、正直しんどかったことも、今振り返るとどちらもはっきり覚えています。

この記事では、僕が入社1年目で1人暮らしを始めて感じたメリットとデメリットを、当時の実感ベースで深掘りしていきます。新入社員としての悩みと合わせて、1人暮らしをするかどうかの判断材料にしてもらえたらと思います。

新卒で入社したばかりの時期は、仕事にもまだ慣れていないぶん、生活面まで大きく変えることに不安を感じる人も多いと思います。だからこそ、実際に体験した側の視点として、良かった点も大変だった点も包み隠さず書いていきます。

入社1年目で1人暮らしを始めて感じたメリット

まだ入社1年目で仕事にもそこまで慣れていませんでしたが、1人暮らし自体は思っていたより早く生活のリズムに馴染めました。感じたメリットは主に次の4つです。

通勤のストレスが消えた

会社の近くで1人暮らしを始めてから、通勤に対するストレスがほとんどなくなりました。

実家にいた頃は満員電車に長時間揺られていましたが、引っ越してからは朝起きても「どうせすぐ着くから」と思えるし、多少残業しても「あと数分で家に着く」という気持ちで帰れるようになりました。通勤時間を短くすることの効果については別の記事でも詳しくまとめていますが、通勤のストレスをなくすために家賃を多少上乗せしてでも会社の近くに住む価値は、僕は十分にあると感じています。

通勤時間が短くなったことで、始業前に軽く準備をする余裕ができたり、疲れをその日のうちに回復させやすくなったりと、仕事のパフォーマンスにも良い影響があったように思います。

家事が少しずつ身についた

実家にいた頃の僕は、料理も洗濯もゴミ出しも一度もしたことがない状態でした。それでも1人暮らしを始めてからは、必要に迫られて少しずつできるようになっていきました。

料理はレシピサイトや動画を見ながら真似するところから始めましたし、洗濯もネットで調べれば基本的なやり方はすぐに分かります。ゴミ出しのルールも、引っ越し先の自治体のホームページに分別方法が載っていることが多く、それを見ながら覚えていきました。最初のうちは要領がつかめず、時間ばかりかかってしまうこともありましたが、分からないことはその都度調べて、失敗したら次に活かすというサイクルを繰り返しているうちに、いつの間にか生活として無理なく回るようになっていきました。ちょっとした工夫やライフハックを積み重ねていくうちに、少しずつ楽になっていった感覚です。「経験がなくても余裕でできる」というよりは、「経験がなくても、やりながら少しずつ覚えていける」というのが正直なところです。

お金の管理が上手くなった

1人暮らしを始めてから、お金の管理は明らかに上手くなりました。

入社1年目は収入もまだ多くないので、好きなだけ使っていたら生活が成り立ちません。生活がかかっている分、必然的に管理せざるを得なくなった、というほうが正確だと思います。慣れてくると、給料が振り込まれるたびに「家賃にいくら、光熱費にいくら、通信費にいくら」と自然に頭の中で計算するようになりました。お金の管理ができるようになったことは、その後の人生でも役立っている実感があります。このときに身についた感覚は、今でも家計を見直すときや、大きな買い物をするかどうかを判断するときに役立っています。

開放感があった

1人暮らしを始めると、誰かに気を遣わずに過ごせる時間が増えました。この開放感は、最初のうちは新鮮でかなり嬉しかったのを覚えています。

実家にいる頃は、恋人を家に呼びにくかったり、友達を気軽に泊まらせづらかったりと、地味に気を遣う場面がありました。1人暮らしになってからは、そうした場面で自分の判断だけで動けるようになったのは大きな変化でした。友人を家に招いて過ごす時間や、休日を誰にも予定を合わせず自分のペースで使えることも、実家にいたときにはなかった感覚でした。服装や働き方の自由と同じように、生活の自由度が上がったことは、当時の自分にとって想像以上に大きな意味を持っていました。

入社1年目で1人暮らしをするデメリット

メリットばかり書いてきましたが、当然デメリットもあります。メリットとデメリットの両方を知っておくことで、入社1年目で1人暮らしをすることの全体像がイメージしやすくなると思うので、順番に紹介します。

寝坊への恐怖が常につきまとう

1人暮らしで1番怖かったのは、正直なところ寝坊です。入社したばかりの時期はなおさら、寝坊への恐怖は大きいものでした。

実家であれば誰かが起こしてくれることもありますが、1人暮らしではそれがありません。「寝坊するかもしれない」という緊張感が常にあったおかげで、意外と朝はちゃんと起きられていましたが、それでも半年に1回くらいのペースで寝坊した記憶があります。30分や1時間程度ならまだしも、うっかり昼近くまで寝てしまうという最悪のパターンもあり得るので、朝が苦手な人は特に注意したほうがいいと思います。

目覚まし時計を複数セットしたり、前日のうちに翌朝の準備を済ませておいたりと、自分なりに寝坊を防ぐ工夫を重ねるようになったのも、1人暮らしを始めてからの変化でした。

貯金がしにくい

収入にもよりますが、僕の場合は手取り16万円程度で家賃6万円弱の賃貸に住んでいて、無理なく貯金できるのは月3〜4万円くらいが限度でした(頑張ればもう少しできたかもしれません)。

家賃、光熱費(電気・ガス・水道)、通信費(スマホ・Wi-Fi)などは、切り詰めても一定の出費になります。僕もスマホを格安SIMに変えるなど工夫はしていましたが、それでも大きく貯金するのはなかなか難しいというのが実感です。収入が上がっていけば状況は変わってきますが、入社したばかりの時期は特に、お金の余裕のなさを実感しやすいタイミングだと思います。1人暮らしの生活費の内訳と貯金のコツについても別記事でまとめているので、お金の面が気になる人は参考にしてみてください。

疲れて帰っても何も用意されていない

1人暮らしでは、家に帰っても当然誰もいません。仕事でどれだけ疲れていても、夕飯もお風呂も自分で用意する必要があります。

正直、会社で怒られたり忙しい日が続いたりしたときに帰宅してからこれをやるのは、地味にしんどい瞬間でした。実家暮らしであれば、帰ったら夕飯ができていて、お風呂も沸いているという環境の人も多いと思いますが、1人暮らしを始めるとそれが当たり前ではなくなります。残業を減らして定時で帰る工夫をしておくと、この負担は多少なりとも軽くできるかもしれません。

体調を崩したときに1人で対処する必要がある

これは実家にいたときにはあまり意識していなかったことですが、1人暮らしで体調を崩すと、看病してくれる人がいません。

熱を出して動けないときでも、食事や水分の補給、必要であれば病院への移動まで、基本的には自分でなんとかする必要があります。軽い風邪程度ならまだしも、体調が悪いなかで身の回りのことを全部自分でやるのは想像以上に大変です。実家であれば当たり前だった「誰かがそばにいる安心感」のありがたさに、1人暮らしを始めてから改めて気づかされました。常備薬や食料を多少ストックしておく、しんどいときは無理せず早めに頼れる先を確保しておく、といった備えは意識しておいたほうがいいと思います。

1人暮らしを始める前に確認しておきたいこと

ここまでのメリット・デメリットを踏まえて、実際に1人暮らしを検討するなら事前に確認しておきたいポイントをまとめます。

まず家賃の目安です。よく言われる目安として、家賃は手取り収入の3割程度までに収めるという考え方があります。ただしこれはあくまで一般的な目安であり、住むエリアや個人の生活スタイルによって無理のないラインは変わってくるので、自分の手取りと照らし合わせて考えることが大切です。入社1年目の初期費用の目安についても別記事でまとめているので、あわせて確認しておくと具体的なイメージが掴みやすいと思います。

次に、初期費用がまとまって必要になる点です。敷金・礼金・仲介手数料・引っ越し費用・家具家電の購入費用などが一度に発生するため、家賃だけでなく初期費用としてまとまった貯金があるかどうかも確認しておく必要があります。契約前に、家賃だけでなく光熱費や通信費、食費まで含めた1か月分の支出を大まかに書き出してみると、実際に生活が回るかどうかのイメージがつかみやすくなります。

会社によっては住宅手当や社宅制度が用意されている場合もあります。制度がある場合とない場合とでは、実質の生活コストが大きく変わってくるので、1人暮らしを検討し始めた時点で一度会社の制度を確認しておくのがおすすめです。契約条件や手当の金額、対象になる条件は会社や個人の状況によって異なるので、この記事の内容を鵜呑みにせず、必ず自分の会社の規定を確認してください。

最後に、通勤時間と家賃のバランスです。家賃を抑えて通勤時間が長くなるか、家賃を上げて通勤時間を短くするかは、何を優先するかによって答えが変わります。自分にとって何が譲れないプライオリティーなのかを整理したうえで判断すると、後悔しにくいと思います。

実家暮らしを続けるという選択肢もある

ここまで1人暮らしのメリット・デメリットを紹介してきましたが、入社1年目からすぐに1人暮らしを始めることが、誰にとっても正解というわけではありません。

実家暮らしを続けながら貯金を優先し、収入が安定してから1人暮らしを検討するという判断も十分にあり得る選択肢です。実家にいれば家賃や光熱費の負担が軽く済む分、その分を貯金や自己投資に回せるというメリットもあります。

1人暮らしで得られる自由や通勤の快適さと、実家暮らしで得られる金銭的な余裕は、多くの場合トレードオフの関係にあります。どちらが優れているという話ではなく、今の自分がどちらを優先したいかで選べばいいと思います。

まとめ

入社1年目で1人暮らしを始めることには、通勤ストレスの解消や開放感、お金の管理力が身につくといったメリットがある一方で、寝坊への恐怖や貯金のしにくさ、体調を崩したときの心細さといったデメリットも確かにあります。

僕自身は、家事の経験がまったくない状態から1人暮らしを始めましたが、最初から完璧にできたわけではなく、失敗しながら少しずつ生活のペースを作っていきました。1人暮らしを始めれば全てがうまくいく、というわけでは決してありません。

大事なのは、メリットとデメリットの両方を知ったうえで、自分にとって何を優先したいかを考えることだと思います。家賃や初期費用、会社の住宅手当の有無など、事前に確認できることはできるだけ確認しておくと、後から慌てずに済みます。

1人暮らしをするかどうかの判断は、その後のキャリアの選び方にもつながっていく話だと思っています。生活の基盤を自分でどう作るかを考える経験は、転職を考えるときにも活きてくるはずです。

この記事が、入社1年目で1人暮らしを検討している人にとって、少しでも判断の材料になれば嬉しいです。

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